永劫の輪廻型ホワイトサンドについて
以前、永劫の輪廻を使った白単エメリアデッキをブログで書いたが、それ以降もちょこちょこ改良を続け店舗大会ではあるが3-0できるくらいにはなったので、とりあえず現在のデッキの調整メモとして残していこうと思う。
↓以前書いたブログ
https://konfrommanager.hatenablog.com/entry/2021/09/24/191203
それでは、現在のデッキリストの紹介
そう、エメリアが抜けました。
悲しいですが、やつはこの闘いについてはいけない……
そもそも現在エメリアが揃うまで長引くことがそうそうないのと、モダンホライゾン2で登場した「永久の優雅」があるのでリアニ手段にも困らないので……
あと、ヨーリオン構築(80枚構成)になりました。
これについては、元々エメリアコンがヨーリオン構築してたのが多かったのもありますが、それ以上にやりたいこと詰めてたら60枚で収まらなくなりました。
デッキ構築力が足りないので分けてください........
一応デッキの内容の前にコンボの話をすると
永劫の輪廻がある状態で月皇の古参兵を場に出す
そしてX=0で歩行バリスタをキャストする
そうすると、状況起因処理でバリスタはすぐに死ぬも、場には出たので月皇の古参兵の能力が誘発し1点ゲインできる。
死んだバリスタは永劫の輪廻の効果で手札に戻るのでこれを無限に行い無限ライフにすることが出来る。
さらに永遠神オケチラであれば4/4のトークンが無限に湧くといった仕組みなので、これをデッキの根幹としたのがこの永劫の輪廻型ホワイトサンドです。
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それでは、具体的なデッキの採用カードについて
まず、1マナ圏のクリーチャー
・砂の殉教者
➜デッキの根幹、バーン&多くのビートダウン相手への勝ち筋であり、永劫の輪廻で使いまわしても美味しいカード
コントロール戦以外ではこのカードを初手に握れてるか握れてないかで勝率が結構変わるキーカード
・セラの高位僧
➜砂の殉教者デッキ定番のアタッカー
それ以上でもそれ以下でもない
強いよね
・偽りの希望の神
➜永久の優雅or永劫の輪廻と組み合わせて無限フォグ状態を作ることが出来るため、ビートダウン相手にはこれだけでメインを取れる裏番長的カード
単純に単体としても1ターン戦闘を防いで、コンボ完成させるという動きをするので便利
・月皇の古参兵
➜無限ライフの為のお供
前のリストだとこの枠が魂の管理人だったけど、1度除去されても墓地から降霊でキャスト出来るためこちらに変更
地味に降霊後は飛行を持つので装備品を付けて殴りにも行けるのでこちらも便利
・エスパーの歩哨
➜コントロール戦の勝率が悪かったので採用
純粋に白1マナの動きとして強く、割と多くのデッキに除去を強要できるのでドローできなくても
石鍛冶の神秘家を生き残らせたり、コンボ成立をしやすくなるので採用
・スレイベンの検査官
➜80枚にする関係でブリンクして美味いカードを少し増やしたかったので採用
実際、手がかりのドローはドローができない白単としては貴重でデッキの安定性の向上に一役買ってくれていれるので入れてよかったと思ってる
また、最近はラガバンと相打ちとってもアド損しないのも◎
次に2マナ以降のクリーチャー
・戦隊の鷹
➜砂の殉教者のお供であり、石鍛冶の神秘家のお供
しかしこのデッキではそれ以上に冥途灯りの行進と孤独の球(コスト)になることが1番の役割になっている。
実際、冥途灯りの行進をX=4で打つ時に戦隊の鷹2枚を投げ捨てたりして打てるのはとても強い
・石鍛冶の神秘家
➜説明不要のカード
元々は入ってなかったけど、サブの勝ち筋であり
戦隊の鷹を最大限活かそうと思ったら入った
10年経っても戦隊の鷹と組み合わせて強いなら、そら禁止になるわって使っててめっちゃ思う
・イーオスのレインジャー長
➜コンボ要員が永劫の輪廻以外は1マナなので、このカードでコンボパーツを集めつつ強いスタッツで殴り、永劫の輪廻設置後は自分をサクリ続けることで相手にハーフロックを仕掛けることができるこのデッキの軸
コンボのゴリ押しにも一役買ってくれるので本当に助かってる
・スカイクレイブの亡霊
➜ただ強カード
プレインズウォーカーを触れないデッキなので4マナ以下とはいえプレインズウォーカーを触れるこのカードは実際偉い
出てくるイリュージョントークンもこのデッキではそこまで気にしなくて良いので扱いやすい
・永遠神オケチラ
➜元々は永劫の輪廻と歩行バリスタと組み合わせてコンボするために入っていたカード
だったけど、消耗戦の末に出てくるこのカードが強く、孤独を打たれてもデッキの3枚目に戻るのでなんだかんだ神話レアなんやなって思いました(30円)
・孤独
➜元々3枚入っていたんですが、回している度に
「このデッキ、そこまで除去したいカードそんなにねぇな」って結論に至り、結局1枚に
それでも、お守り的に1枚残してます
最近は石鍛冶の神秘家を入れたことで装備して殴りに行く要員としても活躍してくれていてまた増やそうか検討中
そしてコンボのためのXマナクリーチャーとしては歩行バリスタを採用。
これ以上に強いXマナはそうそう出ない(と思ってる)ので変わらないと思います。
永劫の輪廻があれば出す→射出→出す
と言ったループであと数点を削りきれたりするので腐る場面はそうそうないです。
続いて非クリーチャー呪文
・冥途灯りの行進
➜メインからウルザの物語を睨むことができるのでハンマータイムなどへの勝率をあげることが出来た立役者(勝てるとは言ってない)
先程も書いた通り、戦隊の鷹がコストになるので他のデッキ以上に使い勝手が良いので4枚採用
・流刑への道
➜モダン最強除去
最近は虹色の終焉に追いやられているが、なんだかんだ、濁浪の執政を1枚で処理できるのは強いと思う。
・永久の優雅
➜個人的にモダホラの壊れ具合を象徴するカードやと思ってるやつ
1マナ限定とはいえ毎ターンリアニができる上2枚引きしても腐らず、それもアンコモン
このデッキでは1マナ以下のカードが15枚もあるのでリアニ先にも困らない
・永劫の輪廻
➜説明不要の単体でなんにもしないクソザコバニラエンチャント
あまり語ることないけど、なんだかんだ好き
石鍛冶の神秘家でサーチする装備品については
・饗宴と飢餓の剣
・火と氷の剣
・殴打頭蓋
・カルドラの完成体
それぞれ、パワーカードなので書くことは無いけど、殴打頭蓋の枠は現状検討中
変えるとしたら、プロテクションが優秀で効果も強い戦争と平和の剣か
ブリンクして土地も伸ばせる家庭と故郷の剣辺りになると思う。
最後に土地について
・平地 14枚
・アーデンベイル城 1枚
・皇国の地、永岩城 2枚
・幽霊街 4枚
・廃墟の地 4枚
・エメリア呼び声 4枚
元々平地が12枚で空いた枠に地盤の際を2枚入れてさらにトロンなどをメタっていたのだが、白ダブルを要求するクリーチャー(レインジャー長やスカイクレイブの亡霊)が出せないパターンが多々ありそれがストレスになっていたので抜きました。
最近ではメインに血染めの月を取っているカウンターモンキーなどもいるので、そういったカードを腐らせることも出来るので平地多めです。
次にサイドボードに移ります
と言ってもサイドボードはその時によって変えてるので
・空を放浪するもの、ヨーリオン 1枚
➜相棒、マナフラ受け
・呪詛の寄生虫 1枚
➜レインジャー長でサーチできる、ウルザの物語などのカウンター対策
・戦争の報い、禍汰奇 2枚
➜ハンマータイムや親和などのアーティファクトメタ
・封じ込める僧侶 1枚
➜不屈の独創力やリアニメイト、集合した中隊対策
・ヴェクの聖別者 3枚
➜リアニメイトやカウンターモンキー対策
・エイヴンの思考検閲者 2枚
➜マネーパイル対策
正直これだけでどうにかなる訳では無いが、入れるものもあまりないので
・スカイクレイブの亡霊 1枚
➜追加の置物やクリーチャー対策
メイン4枚になったりする検討枠
・残骸の漂着 3枚
➜神の怒りや遺棄の風、それぞれに強みはあるけど個人的にはこちらの方が使いやすいのでこっち
・放浪皇 1枚
➜最近流行りのあれ
コントロールやクロパに入れてるけど、いかんせん引けてないので使用感が試せてないのでまだなんとも言えない枠
でも、メインでもいいかもしれない
このデッキの使用感としては、トップメタのカウンターモンキーに有利が取れ、クラシックジャンドやバーンにも有利なので店舗大会レベルであれば環境デッキ相手でもそこそこやれるデッキにはなったと思う。
逆に80枚構築のもろさである引きムラにかなり左右されるデッキでもあるので安定して結果を残すのは難しいと感じてます。
それでも、普通のエメリアコンに飽きた人や
コンボもビートダウンも両方同じデッキでやりたいなんて人にはおすすめできると思うので、こんなデッキがあったな
と頭の片隅に入れてもらえると嬉しいです。
それではここまで
また次回